山と海の魅力がいっぱい『米山福浦八景』

柏崎の海岸線にはいくつもの景勝地があり、その中でも特に美しい八つの景観は「米山福浦八景」と呼ばれ、その全長は12kmにも及びます。「番神岬」、「御野立公園」、「だるま岩」、「鴎が鼻」、「猩々洞(しょうじょうどう)」、「松ヶ崎」、 「牛ヶ首層内褶曲」、「聖が鼻」の八箇所は、日本海の荒波に浸蝕された海岸が続いており、岩礁、岬、洞窟、断崖、断層など景観の種類も豊富で、風光明媚な 岩礁地を作り上げています。


米山福浦八景

美しい砂浜と岩ダナに古い歴史と民話を残す「番神岬」、荒々しい奇岩、怪石の中に、対照的 な丸みを帯びた巨岩「だるま岩」、米山福浦八景を一望できることから、福浦八景一の景観美を誇る「鴎が鼻(かもめがはな)」、三種類2万頭のコウモリが混 棲する海食洞窟「猩々洞(しょうじょうどう)」、「佐渡情話」の元となる悲恋物語の舞台となった「お弁の滝」がある「松ヶ崎」、一度沈下した地層が再び隆 起してできた地質学的にも貴重な「牛ヶ首層内褶曲」、沈む夕日に照らされて、日本海に直角にそそり立つ「聖が鼻(ひじりがはな)」など、季節により様々な 表情を見せてくれます。

また、この一帯は県内でも有数の海水浴場としても知られ、実に15もの海水浴場がありま す。代表的なのは『日本の渚百選』に選ばれた、「鯨波海岸」、「青海川海岸」、『海水浴場百選』に選ばれた「番神海水浴場」、「西番神海水浴場」などです が、水質が非常に良いため海水浴場としての高い人気があります。特に「鯨波海岸」には首都圏から毎年多くの海水浴客で賑わいます。

豊かな自然が生み出す「米山福浦八景」は訪れた人を魅了してやみません。新緑から紅葉へと表情を変える米山と季節とともに変化する日本海は、忘れかけた自然との語らいの時を思い出に変えてくれます。

御野立公園

御野立公園

戊辰の役(1868年)の古戦場で、明治11年明治天皇が北陸御巡幸の際、野立ちされ風光を賞賛されたことから、御野立と名づけられました。

番神岬

番神岬

番神岬は、悲恋の物語「佐渡情話」という民話を残す岬です。岬から眺める景色はとても近代的です。高台から見下ろすその先には柏崎港と長くつづく防波堤があり、夏のぎおん海の大花火大会の打ち上げ場所となっています。

だるま岩

だるま岩

福浦八景の中でも最も日本海の荒々しさを持つ奇石怪石に富む海岸で、唯一丸みを帯びた巨石があります。岩の形がだるまに似ていることからこの名前がつけられ、海上からは岩のくぼみがだるまの目に見えます。

鴎ケ鼻

鴎ケ鼻

鴎ヶ鼻から見る霊峰「米山」と「米山大橋」の光景は、柏崎を代表する景色となっています。近年は「恋人岬」の別名で、恋愛成就スポットとして多くのカップルが訪れます。

猩々洞

猩々洞

青海川海岸にある奥行き約80mの大きな洞穴で、約2万頭のコウモリが生息する貴重な岩室があります。「猩々」(しょうじょう)とは、顔の赤い架空の動物 のことで、岩の色が似ていることからこの名前がつけられました。夏の観光シーズンは、観光遊覧船で岩室近くまで行くことができます。

松が崎

松が崎

米山大橋の西詰め寄り、信越線トンネルの真上から海岸へ続く遊歩道で望む松が崎周辺は、岩礁群の美しさで有名です。

牛ヶ首

牛ヶ首

牛ヶ首層内褶曲(うしがくびそうないしゅうきょく)は、寝そべった牛が水をのんでいる姿に似ているのでその名がついたといわれています。

聖が鼻

聖が鼻

かつて上杉謙信の狼煙場だった旗持山の裾が海にせり出した鼻の先端からは、変化に富んだ海岸が一望できます。