West Niigata 5月の「いけたらいいな！」スポット

いつもの5月なら若葉の緑がまぶしい季節なのですが、ことしは来週からGWなのにちょっと肌寒いなという日があります。新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、恒例のイベントは中止になっているところが多いのですが、GWを過ぎたら3密を避けながら身近なところで楽しめる機会があればと思います。まだまだ楽観はできないと思いますが、期待を込めて5月の「いけたらいいな！スポット」のご紹介です。

＜目　次>
1.新潟県立歴史博物館春季企画展「江戸の遊び絵づくし」（長岡市市）
2.潮風マラソン　5月17日開催中止（柏崎市）
3.星峠の棚田（十日町市）
4.柏崎・夢の森公園（柏崎市）

新潟県立歴史博物館春季企画展「江戸の遊び絵づくし」（長岡市）

江戸時代の人たちの”遊び心”はとても旺盛で、サービス精神豊かな浮世絵師たちは、洒落とユーモアに富んだ「遊び」の世界を創造し、江戸の庶民を楽しませていました。その内容には現代に通じる部分がたくさんあります。
今回は遊び心いっぱいの浮世絵約100点を、江戸時代の庶民の目線から楽しむことができます。落語に出てきそうな江戸庶民の洒落とユーモアがいっぱいの企画展をゆっくり楽しんでみてはいかがでしょうか。
なお、企画展示室の混雑状況によっては入場規制が行われる場合がありますので予めご了承ください。

【開催期間】 2020年4月11日(土)～6月7日(日)※4月17日から休館中です。
【開催時間】 9時30分～17時（観覧券の販売は16時30分まで）

潮風マラソン　5月17日開催中止（柏崎市）

新型コロナ感染症の拡大予防のため、今年の柏崎潮風マラソンの開催は中止となってしまいました。
柏崎潮風マラソンは「市民ランナー主役」の大会で、ランナー同士だけでなく、地元ボランティアとも親交を深めることができ、さらに柏崎の風・海・山、そして沿道の応援団のぬくもりに触れることのできるイベントとして人気です。
今回は、20回大会記念特別種目として「10キロメートルの部」を追加。また、記念企画として市内の31コミュニティセンターが推薦した招待選手が、地域代表のランナーとして参加する予定でしたが来年のお楽しみ？となってしまいました。オリンピックとおなじように、来年晴れやかに開催できるように力を合わせてコロナを乗り越えていきたいと思います。

星峠の棚田（十日町市）

新潟といえば米どころとして有名ですが、十日町市には多くの棚田が点在し、美しい田園風景が広がります。なかでも特に有名で十日町を代表する棚田といわれているのが「星峠の棚田」です。
特に田んぼに水がはられると、水に風景が映り込む「水鏡」の美しさを写真に収めようとたくさんのカメラマンがやってきます。早朝に訪れると、雲海を見られることもあり、とても美しい世界が広がります。
田植えを終えて青々とした緑が一面に広がる初夏をはじめ、季節ごとにいろいろな表情を棚田は見せてくれます。朝靄、夕日、星空など、時間や天候によっても美しさが変化するので、何度見ても飽きることはありません。

【棚田に訪れる方へのお願い】
屋外ですが、もしたくさんの人が訪れていたら距離をとって、ゆっくりと景観を楽しんでください。
棚田地域は、観光地ではなく、農家の方がお米を作る大切な農地（私有地）です。
なので棚田を訪れる際は、ロープが張ってある場所や農地には入らず、車を決められた場所以外には停めないでください。そしてマナーを厳守してご見学ください。
※5月6日まで一時閉鎖となりました。

柏崎・夢の森公園（柏崎市）

柏崎夢の森公園は、広い原っぱや子どもたちも走り回れる森、大きな池のある自然公園です。ピクニックやザリガニ釣り（レンタルあり）、ソリあそびなど一年を通して里山で野遊びが楽しめます。
園内施設「エコハウス」は無料休憩所で、ウサギ園長も待ってます！ 地産地消をコンセプトにしたカフェもあります。
特に5月上旬から下旬にかけてカキツバタが見ごろを迎えます。園内のカキツバタは市民ボランティア活動が花を育成し、水辺の整備を行っています。毎年花数が増え、現在では3万本以上になりました。

在来種で古くから日本人に親しまれているカキツバタ。花言葉は「幸運が必ず来る」。初夏の風と青紫一色の風景は、心を癒し、幸せな気持ちになります。カキツバタの咲く水辺をご家族でゆったりと、もちろん車いすやベビーカーでも散策できます。